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自然食宅配 iito(いいと)

有機野菜や果物などの農産物や畜産物と、無添加でつくられた食品、生活品などをお届けするお店です。

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「ミートミーティング」追記

先日お伝えいたしました、まぁのさんの「ミートミーティング」では
生産者さんからのさまざまな訴えがありました。

一つは、アルプス牛の生産地である大鹿村が直面しているリニア中央新幹線
の問題。東京ー大阪間を約1時間で結ぶという便利さばかりが報道されて
いますが、その構想は大変な自然破壊とエネルギー消費の基に成り立つもので、
実現させてしまうと、更なる自然災害を招くこととなるでしょう。
リニアを通すのは、美しい自然や水源が残る南アルプスです。
南アルプスに巨大なトンネルを掘り起こすと、水源が破壊され、地形の変動も
防げません。そして大量の廃土の処分は基本的に出た地域で行うのが決まりな為、
大鹿村のような小さな村では、廃土によって大部分が埋まってしまうのです。
大鹿村は日本一美しい村とも言われていますが、それはそこで暮らす人達が、
自然を尊い、共に暮らしてきたからです。
大鹿村に限らず、祝島や沖縄、今回の福島でも同じですが、大都市で暮らす私達の
便利さを追求するが故の犠牲を、自然と共存してきた人達に強いる。
それは私達が本当に求めていることなのでしょうか?
リニア中央新幹線は稼働させるのに、原発2〜4基分のエネルギーが必要だと言われて
います。世界中に放射能の恐怖を与えてしまった日本が、今胸を張って出来る事
だとは到底思えません。
リニアによって移動時間が短縮され、一つだった仕事を二つこなせるようになるよりも
ゆっくり読書に費やすなど、時間の流れを有効に使えばいいと思いませんか?
南アルプスに行った事がある人は誰もがその美しさに息を呑んだと思います。
日本の宝である大自然を、決して壊したくありません。

大鹿村の人達は「大鹿村の100年先を育む会」を発足され、リニアを考える新聞を発行
しています。大鹿村の現状を知り、もう一度私達の暮らしについて考えてみるきっかけ
になればと思います。リニア中止を求める署名活動も行っています。

リニアを考える新聞


そして2つ目に、
TONTON豚の生産者である和歌山県の大浦さんからは、飼料についても
深刻な訴えがありました。有機農業による畜産に携わる方の共通の問題でも
ある「飼料の国産化」です。
これまでまぁのさんの生産者さん達は、出来る限り牛や豚が食べる飼料の国産化を
目指して努力されてきました。家畜の食べる穀物の殆どを輸入に頼っている現状を
少しでも改善しようと、地域で稲わらを受給するなど、方法を模索してきました。
原発事故によってその努力を根本から崩されたと、切実な声をお聞きしました。
今年の1月にお亡くなりになった伊勢牛の生産者である上村さんからも、同じ声を
お聞きしていました。放射能の問題による生産者さんの苦労はどれも切実なものです。
私達が豊かな暮らし求める一方で引き起こした今回の原発事故は、食べ物の生産や
流通そのものを見直すきっかけともなりました。
槌田さんのお話とも共通しますが、私達が資本の為につくってきた仕組みから脱却
する為には、皆が認識を変えていく必要があります。
今後も生産者さん達は安全なお肉の生産の為の努力を継続されます。消費者である
私達もその姿勢を汲み取りながら生活していければと思います。


最後に、伊勢牛の生産者である上村さんは、長年に渡って芦浜原発問題に取組んで
きた方です。3,11以後、いっそう脱原発への働きかけを強めてこられ、中止中の
芦浜原発建設地を中部電力から買い戻す計画を進められていました。
冒頭のまぁのさんの挨拶では、上村さんの意思をこれからも継続していこうと
お話されました。


毎年夏に行っている「お肉の生産者さん訪問ツアー」では、牛舎の見学と共に
飼料のお話、それぞれが直面されている原発やリニアの問題にも触れる機会です。
たくさんの方に参加してもらえる場です。いいとでも今後ご案内をしていきます。








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  1. 2012/03/03(土) 11:06:55|
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