自然食宅配 iito(いいと)

有機野菜や果物などの農産物や畜産物と、無添加でつくられた食品、生活品などをお届けするお店です。

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冨田農園に行ってきました。

いいとの生産者さんのご紹介です。

愛媛県伊予市にある冨田農園に行ってきました。
冨田さんは、みかんや伊予柑などの柑橘類を中心とし、びわ、キウイ
無花果などの果物を自然栽培でつくっています。
今回は6月頃に収穫される枇杷についてのお話をお聞きしました。
品種は愛媛県でも多く栽培されている「田中」です。
果実が大きめで、甘みと酸味のバランスの良い品種と言われています。

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収穫に向けての作業としては、3月中旬から4月にかけて摘果をし
果房に袋がけをしていきます。
枇杷は冬の寒さが厳しすぎると種が死んでしまい、実にならないので、
まずは一房ごとに種を切ってみて、寒害が無いかを確認します。
種が死んでしまっている場合、種の内側が黒くなっているそうです。
袋がけをし実を残すのは、4房の中から1つの房を選んで、そのうちの1種のみ
だそうです。一般的な慣行栽培に比べて半分ほどの割合となります。
樹は枯れる時にもたくさんエネルギーが必要なので、負担をかけないように
袋がけをしない花房は切り落とします。
肥料や農薬に頼らない自然栽培の場合は、摘果によって樹の生命力を引き出して
あげることがとても大事だそうです。

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(種を切ると内側は白かったので、この種は元気だったということです。)

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(袋がけは写真に写っている部分で約一つです。)

今回は冨田農園に自生している雑草の写真も撮ってきました。
農園にはヘアリーベッジという豆科の植物が根をはっています。
ヘアリーベッジには窒素を固定する効果があります。根に付く根粒菌の
働きによって、良い土を作ります。
「奇跡のりんご」で知られる木村秋則さんも、果樹の農園に大豆を蒔くそうですが、
土地が肥えてくると自然に大豆は育たなくなるのだそうです。
豆科の植物のヘアリーベッジも、土の状態を整えるのに活躍しますが、
それは土がまだ進化の途上にあるとも言えるのだそうです。
農園の足元に注目してみると、たくさんの植物や、虫も生きているのがわかります。
樹も虫も土の中の微生物も、全てがバランスを取りながら、新しい生命を生み出して
いきます。
人が食べておいしいものは虫や他の動物にも好かれるものだとか、
人が食べないでいいように、代わりに虫が食べてくれるんだとか、
農園に行くと、生き物とのたくさんの共生が見えてきます。
農業に直接携わっていない消費者としての私達も、食べ物を頂く時に
そんなすてきな循環を少しでも感じられたらいいなと思います。

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(ヘアリーベッジ)
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(菜の花は春になるとお花畑のようになるそうです。きれいだけど大変)
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最後に「冨田農園」の冨田さん。
いつもおいしい果物をありがとうございます。

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  1. 2012/02/22(水) 19:59:45|
  2. 愛媛県「冨田農園」

愛媛県「冨田農園」の枇杷と無花果

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愛媛県伊予市にある冨田農園は、有機肥料も全く使わない自然栽培で、
柑橘類や、キウイ、枇杷、無花果などの果樹を育てています。
大阪出身の冨田さんが新規就農者として、農園を始められたのは
8年ほど前。
ご自身もアレルギー体質だった為に有機農法に携わられたそうですが、
有機農法で育った食物でもアレルギーを起こしてしまう体質の方の存在
を知り、より自然に近い自然栽培に取組まれました。
無肥料だけではなく、耕さず、除草の回数も年に2,3回に減らすなど
樹と土地の持つ本来の力を引き出すために、極力手を加えないように
されています。手を加えないというのは、人間のリズムや都合に合わせる
のではなく、あくまでも自然の力に任せること。
冨田さんは樹の状態をよく見極めて、対話することで、自然に育つための
お手伝いをされているのだそうです。

枇杷や無花果などは、カミキリムシに付かれやすく、幹の周りを一周され
てしまうと、その樹は弱って枯れてしまうそうです。
冨田さんは樹の幹を一本ずつ見て廻り、カミキリムシが付いていれば
手で取り除いていきます。
カミキリムシは樹の幹に小さな穴を掘り、内側に幼虫を産みつけるので、
冨田さんは、樹の足下をよく見て、木屑が落ちていれば、幹の表面の穴を
探し、ピアノ線をその穴に通して幼虫を取ります。


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(ほんの少しの木屑がカミキリムシのサインなのだそう)
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(穴が無いかを調べます。触診するようです)
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(見つけた穴にピアノ線を通すと、幼虫が引っかかって出てきました)


実が付き始めると、なるべく樹に負担をかけないよう摘果を多めに行うため、
ここでも収穫量は減ってしまいます。
その作業のほとんどを奥様の直美さんとお二人でされています。

農園を見させていただくと、すごく傾斜のきつい土地で、収穫の作業などの
大変さがうかがえました。
新規で移住し農業を始めるのは難しいと言われていますが、有機農業にも
まして自然栽培で農園を行うことは、理解が得られにくく、条件の良い土地
を見つけるのは難しいそうです。
無肥料で柑橘類を育てて、安定した出荷量を得るのは、当然ですがとても
難しく、虫に食われてほとんど出荷できなかった年もあるそうです。
それでも少しずつですが、農園も大きくしていき、収穫量も増やせてきて
います。
冨田さんは自然栽培を決して不可能と言って終わらせるのではなく、当たり
前に手に入るように広く地域に広めていきたいと考えています。
無肥料で農園を始めたばかりの頃、栄養不足に陥った果樹がほとんど枯れか
けたそうです。それを乗り越えて収穫できるまで頑張ってくれた樹に、いつも
「すごいね。ありがとう!」との想いなのだそうです。

最後に自然栽培でつくった果物の味についてお伺いしたところ、
有機栽培の果物よりも甘みが少ないのだと言います。
「例えるなら、澄み切った青空のような味」と表現されていました。

iito(いいと)では、冨田さんの農園の様子を、これからも
みなさまにお伝えしていきます。
一人でも多くの方に食べていただけるように、応援しています!


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(冨田佳宏さんと奥様の直美さん)





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  1. 2011/10/11(火) 19:14:05|
  2. 愛媛県「冨田農園」
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