自然食宅配 iito(いいと)

有機野菜や果物などの農産物や畜産物と、無添加でつくられた食品、生活品などをお届けするお店です。

肉屋まぁのさん「ミートミーティング」に行ってきました。

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先週土曜日は、肉屋まぁのさんの「ミートミーティング」に参加しました。
ミートミーティングは、まぁのさんが毎年2月に行っており、今年で20回目になる
”お肉の会議”です。
アルプス牛の生産者さんである長野県大鹿村の青木さんと福沢さん、
TONTON豚の生産者の和歌山県かつらぎ町の大浦さんと、
まぁのさんのお肉を扱う自然食店などの流通関係者、消費者が参加する交流会です。

今回は、大鹿村、和歌山県かつらぎ町共に直面している”過疎”の問題や、
ゲストで大鹿村移住者の東村邦子さんのお話、
大鹿村の青木さんが新たに取組まれている、若者への定住支援プロジェクト
「やますみ」の報告などがありました。


定住支援プロジェクト「やますみ」についてはこちら↓
http://anjanet.blog.fc2.com/blog-category-6.html

大鹿村が直面しているリニア中央新幹線については、昨年2012年末時点で
リニア新幹線計画中止を求める要望書の署名は約7000筆寄せられていますが、
JR東海は来年14年の着工を目指し準備を進めています。
リニア新幹線は、東海道新幹線の3〜5倍の電力を必要とし、原発数基分に匹敵
すると言われており、2030年には原発ゼロを望むという9割近くの国民の声を、
ここでも無視しようとしています。
数年後には名古屋→大阪間の工事も始まるだろうと言われていますが、開通すれば
おそらく大飯原発の電力を使うことになります。
リニアと原発の問題を結びつけて知っている人も少ないのをいい事に、便利さや
経済効果だけを報道するのでは、きちんとした判断をするのは難しくなります。
自然の力も尊さも充分に感じたはずの今に、たくさんの野生動物や植物や水脈が
生きる南アルプスの大自然を破壊するのは何故なんでしょう?
そうまでして私たちの行きたいところはどこなのかな。
事実を知らされぬまま、一部の誰かが勝手に引いたレールに乗る未来が、
私たちの望む「発展」なのかな。いろいろ考えます。


リニア中央新幹線については、昨年の「ミートミーティング」でも報告しています。
http://iitoiito.blog.fc2.com/blog-entry-135.html


生産者さんのお肉に関する現状報告では、震災以後の飼料の問題が上がりました。
アルプス牛、TONTON豚共に、エサになる稲わらなどの飼料の国産化を高める為に
これまでずっと努力してこられましたが、やはり震災後ますます国産の飼料を
手に入れる事が難しくなっているそうです。
放射能への不安が続く中、畜産業に関わらず、生産者全体に抱える問題ですが、
万が一少しでも放射性物質が出てしまうと、どうしようもなくなるのが現実で、
消費者の不安がある以上、どうしても出来るかぎり西の方からの飼料受給に頼らざるを
得ない状況です。
まだまだ大変な状況が続きますが、お肉をいただく私たちもきちんと状況を踏まえた
上で、自分達にできる事をやっていきたいと思います。



報告の後の交流会では、恒例の自己紹介があり、関西で古くから続けられている
共同購入会の皆さんや、自然食店の方ともそれぞれの報告をし合いました。
公害問題が叫ばれていた時代から自分達で安全な食べ物を見つけ,活動を続けて
いる方々のパワーにはほんとに驚き、頭が下がります。
iitoも地に足つけて歩んでいきたいです。


まぁのさん、生産者のみなさん、その他の方々ありがとうございました。


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(左より、長野県大鹿村「アルプス牛」生産者:福沢さん、青木さん。
 中央、肉屋まぁの:小村さん、和歌山県かつらぎ町「TONTON豚」生産者:大浦さん
 右、肉屋まぁの:小村幸子さん)




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  1. 2013/02/25(月) 15:39:03|
  2. まぁのさんのお肉
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肉屋まぁのさん

iito(いいと)がお届けしている「アルプス牛」「TONTON豚」の加工をしている
肉屋まぁのさんの加工場を見学させていただきました!

まぁのさんは大鹿村の青木さんと福沢さんが育てた「アルプス牛」
南伊勢町の上村さんが育てた「伊勢牛」
和歌山の大浦さんが育てた「TONTON豚」を
それぞれ一頭買いし、私達消費者が食べられる状態に
加工してくれています。

この夏に大鹿村と南伊勢へ行き、普段食べている牛が
どのように育てられているかを見てきたのですが、
その牛たちは出荷後に屠畜所、カット工場を経て、
まぁのさんの元へ届きます。

加工作業は、まずは包丁を使って小骨や筋を取り除き
不要な脂を削ぎ落としていきます。
同じように育てられた牛や豚でも、肉質は微妙に異なるため
包丁の入れ方が違ってくるそうです。


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(行程表を見ながら、その日の作業の確認をします)
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(まずは牛ロースのブロックからでした。迫力の大きさです)
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(スライスしたお肉は手早くトレーに取って振り分けます)


包丁での加工が終わると、スライサーにかけていきます。
この時、脂身の多さなどの偏りが出来るだけ無いように
注意しながら振り分けていきます。
一頭買いしているまぁのさんのところでは、注文の多い部位と
そうではない部位とのバランス調整が難しいそうです。
お客様の注文に沿うように気を付けると同時に、一頭の牛や豚を
いかに無駄無く振り分けるかが、常に気を使う点なのだそうです。
それでも一頭買いにこだわるのは、やはり生産に沿った流通を
行う事こそが「肉屋としての基本」と考えているからです。
またそうする事で、確かな生産情報を提供することが出来ます。


作業をする上で重要なのは、温度管理と衛生管理です。
お肉に雑菌が繁殖するのを防ぐ為、作業場の温度は常に
16℃に保っています。また加工したお肉はすぐに冷凍庫で
保管します。
衛生管理に気をつけて、まな板は石けんと熱湯で洗い
作業を終えると、やはり冷凍庫で保管します。作業中は
アルコール消毒を行います。
まぁのさんの加工作業は手仕事によるものが殆どで
大きな機械はスライサーのみです。今あるものは
7年ほど使っているスライサーなのだそうですが、
新品とも見えるほど、きれいな状態で保たれており
お仕事の丁寧さが窺えました。


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(スライスしたばかりの豚肉。きれいです)
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(ミンチ等を入れる容器は、表面をはがしリサイクル出来るよう工夫されています)
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(パックを担当するのは奥様の幸子さん)
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(まぁのさんのお肉は経木に包みパックしています)


今回まぁのさんのお仕事を見学させて頂きながら
気がついたことは、お肉の形態によって、
自分の感じ方が違っていることでした。
大鹿村で初めて牛と対面した時には、その愛くるしさに
ちょっぴり涙し、お肉の固まりには、生々しくて食欲をそがれ
スライスされると、とたんに美味しそうに見える。
パックされると、もう生きている牛とはかけ離れたものに思えます。
まさに生命が商品に変わる行程なのだと実感。
スーパーでパックしたものだけを見ていると、食べ物の背景を
想像するのは難しいのですが、当然ながら全てのものに
生産や流通の過程があります。
食べ物に限らず物を買う時には、その全てを選択していることに
なります。
まぁのさんはお肉屋さんでありながら、ご自身のHP等で
「お肉はほんの少しだけ」と、唱っています。
そこには、お肉は日本人にとって、本来は嗜好品である事や、
肉食過多が引き起こす飼料や飼育環境など様々な問題への配慮が
含まれているそうです。
とは言え、お肉は私達の食卓を美味しくパワフルに支えてくれる
食べ物です!
生産者さんをはじめ、まぁのさんは、小規模でこそ実現出来る
確かな安心を私達の元へ届けてくれています。

美味しいお肉をほんの少しだけ!!

iito(いいと)は、まぁのさんのお肉を自信をもって
お届けいたします!
せひお召し上がり下さい。



まぁのさんのお肉の生産者さんの記事はこちらからどうぞ!

まぁのさんのお肉など、いいとのご注文は
メールフォームにて承っております。




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  1. 2011/12/04(日) 18:46:53|
  2. まぁのさんのお肉

三重県南伊勢町の伊勢牛

iito(いいと)がお届けする、まぁのさんのお肉。
「伊勢牛」を生産しているのは三重県南伊勢町の上村さんです。
南伊勢町は、熊野灘に面した漁業が盛んな町です。

上村さんの育てる伊勢牛は、乳牛であるホルスタイン種です。
一般的なホルスタイン種が約20ヶ月ほどの飼育期間を経て
出荷されるのにたいして、上村さんのところでは約24ヶ月と
長く飼育をしています。
若いうちはビタミンが豊富な草などの粗飼料をふんだんに与えて
丈夫な骨格を形成し、年齢が進むと麦や大豆、とうもろこし(遺伝
子組み換えでない)、わらなどのたんぱく質を増やしてコクのある
肉質をつくります。
抗生物質やホルモン剤などは一切使わないため、丈夫な牛を育てる
ことが必要です。

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(牛は座って反すうしている状態が一番いいんだそうです↓)
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上村さんの牛舎では牛の足下の土が糞などで湿って不快にならないよう
二段式になっており、土が入れ替えれるように工夫されています。
牛舎では牛が座って、草を反すうさせながら(いったん飲込んだ草を再び
口に戻してさらによく噛む)、くつろいでいました。
こうして出荷までの間、出来るだけ負担を与えずに育て、おいしい肉質に
なるように飼料にも工夫をしています。

「大鹿村のアルプス牛」と同様に、上村さんのところで大切に育てられたお肉は
出荷後まぁのさんの元で丁寧に加工され、私達の元へ届きます。
生産者さんの上村さんと、まぁのさんが大切に繋いでくれる「伊勢牛」を
是非お召し上がり下さい。

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牛舎の見学の後は、プライベートビーチへ連れて行っていただきました。
バーベキューをしたり、泳いだり、大盛り上がり!
穫れたてのアワビもいただいて最高でした。
まぁのさんは毎年夏に「生産者さん訪問ツアー」を行っています。
皆さまも是非参加してみて下さいね!

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  1. 2011/10/09(日) 15:39:39|
  2. まぁのさんのお肉

長野県大鹿村のアルプス牛

iitoがお届けするお肉のご紹介「まぁのさんのアルプス牛」

まぁのさんのお肉「アルプス牛」の生産地である長野県大鹿村に行ってきました!!
大鹿村は地歌舞伎が伝統文化として残る、南アルプスの麓にある美しい村です。
山から湧き出る豊富な水と、澄み切った空気がとってもおいしい!まさに大自然の
恵みが満点の環境です。

大鹿村でアルプス牛を育てているのは、青木さんと福沢さんのお二人です。
アルプス牛は「F1」という品種で、ホルスタインのお母さんと、黒毛和牛の
お父さんの間に生まれます。
見かけは、ほとんど白の模様がなく、黒毛和牛にそっくりで、肉質も近くなるそうです。


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(青木さんの牛舎)
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(餌の説明をしてくれました。生産者の青木さん(右)と、肉屋まぁのの小村さん(左))

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餌には粗飼料として、牧草、サイレージ(とうもろこし)、わら、ぬかなど。
濃厚飼料として、大麦、とうもろこし(遺伝子組み換えなし)、ふすま、大豆
ビール粕などを配合しており、牛の成長に合わせてその割合を調整しています。
ホルモン剤は一切含まれていません。
飼料は出来る限り国産のもので飼育することを目標としていますが、大麦や
とうもろこしなど国内での生産自体が少ないものも多く、現状ではまだ達成が
難しいそうです。

(↓福沢さんの牛舎)

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青木さんと福沢さんの牛舎を見学して感じたのは、そこで過ごす牛たちが
みなとても穏やかな顔をしていることです。
普段何気なく食べている牛肉を、生きている状態で想像するのは難しく
実際に近くで接してみると、かわいいだけにショックもありました。
ただ生き物を頂いているんだという実感とともに感謝の想いも湧きました!
牛はとても大きく、1頭を一日で全部食べるのに1000人でも食べきらない
ほどなんだそうです。
私たちの食生活を支えてくれている牛たちと、大切に育ててくれている
生産者さんにあらためて感謝です!!

アルプス牛は約27ヶ月から30ヶ月青木さんと福沢さんの元で育ち、出荷後は
まぁのさんのところで無駄のないよう丁寧に加工され、私達のところへ届けら
れます。
お肉の流通の現場は見えにくい上に、大量生産大量消費の現代では、安全性や
生き物への尊厳を守るのが難しくなっています。
餌に含まれるホルモン剤や抗生物質の問題や、劣悪な飼育環境を強いていたりと
問題はさまざまです。
少数の牛を時間をかけて飼育するぶん、効率を重視できず出荷時期等の調整が
難しいのだそうですが、小規模でこそ安心して食べれるお肉を頂くことができます。
まぁのさんは生産者である青木さんや福沢さんとの信頼関係を大切に築き、また
生産者さんと私達を結ぶ手渡しの役割をしてくれています。
青木さんと福沢さん、お肉屋まぁのさんがそれぞれの責任のもと大切に育ててくれた
アルプス牛を、iitoはたくさんの人に召し上がっていただけるようお届けします!!






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  1. 2011/09/28(水) 23:42:44|
  2. まぁのさんのお肉

お肉のまぁのさん

iito(いいと)がお届けしているお肉は、まぁのさんというお肉屋さんが
加工してくれています。
お肉は野菜などの流通と違って、生産者さんのもとから,私達食べる人
たちに届くまでに、屠場、カット工場、肉屋さんなどのプロセスを経て
ようやくスーパーなどの店頭に並びます。
流通の中身が見えにくい食肉産業で、より安全性を求めるためには
信頼できる生産者さんと直接つながることが必要です。

まぁのさんは1993年に開業して以来、牛や豚を生産者さんから
一頭買いをして、加工しています。
餌や飼育方法にもこだわりを持った生産者さんと直接つながることで
安心でおいしいお肉を無駄無く、私達のもとへ届けてくれています。

(まぁのさんはお仕事の様子をHPで紹介されています)
http://www9.plala.or.jp/mano0298/

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毎年夏に、まぁのさんが企画し行われている
「お肉の生産者さん訪問ツアー」に参加し、牛肉の生産者さん達に
お会いしてきました!

生産者さんとの交流は、普段何気なく食べているお肉がどのように
育てられているかを知り、また食べている私達のことも知ってもらえる
大切な機会です。
「つくる人と食べる人とを結ぶ」という、まぁのさんが継続されている
取組みの一つです。


お肉の生産者さんの紹介は
「長野県大鹿村のアルプス牛」と
「三重県南伊勢の伊勢牛」それぞれで報告します!!


是非ご覧下さい!



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  1. 2011/09/22(木) 18:51:23|
  2. まぁのさんのお肉